あずみ野フーズです。
ドライフルーツの中でもメジャーな果物が「いちじく」です。どちらかというと、生で食べるより乾燥させたものを食べる方が一般的に思えるこの果物。
今回は、このいちじくについて紹介してきたいと思います。
いちじくってどんな食べ物?そもそも果物なの?
そもそもいちじくがどんな食べ物なのかご存知ですか?
クワ科イチジク属の落葉高木、またはその果実のことである。
wikipedia
野菜なのか果物なのかもはっきりしていなかったと思いますが、「果実」ということで果物に分類されます。
いちじくは漢字で書くと「無花果」。
花を咲かせずに実を付けるように見えることからこの名前が付けられたとされています。
「見える」だけで実際には花は咲いています。ただ、実の中に小さな花をつけることから外からは確認できないという特徴があります。
いちじくにも品種が多数あって、
- 桝井(ますい)ドーフィン
- 蓬莱柿(ほうらいし)
- とよみつひめ
- ビオレ・ソリエス
- スミルナ
となっています。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
たくさんありますが、国内で販売されるいちじくの約8割が「桝井(ますい)ドーフィン」です。
特徴は、ほどよい甘味とさっぱりとした風味があることです。生食のほかにジャムとして利用されることもあります。果重は80~200gと幅広く、8月~10月頃に収穫されます。
いちじく(生)とドライいちじくの栄養価比較(100gあたり)
生のいちじく | ドライいちじく | |
---|---|---|
カロリー[kcal] | 54 | 292 |
脂質[g] | 0.1 | 0.6 |
炭水化物[g] | 14 | 76 |
たんぱく質[g] | 0.6 | 4 |
ナトリウム[mg] | 2 | 9 |
カリウム[mg] | 170 | 840 |
ビタミンC[mg] | 2 | 0 |
ビタミンB6[mg] | 0.1 | 0.2 |
鉄[mg] | 0.3 | 1.4 |
カルシウム[mg] | 26 | 130 |
マグネシウム[mg] | 14 | 62 |
ドライいちじくの方が全体的に栄養価が高くなっていることがわかります。
乾燥させることの強みは、ミネラル成分が飛び抜けて高くなることです。一方で、ビタミンCはなくなってしまいます。
ドライいちじくのここがすごい!(効果)
写真:カルシウムと鉄分のイメージ
ミネラル成分が多くなることはすべてのドライフルーツに共通して言えることですが、特にいちじくが優れている点は、カルシウムと鉄の量です。
カルシウムの作用は?不足すると…
カルシウムにはご存知の通り、骨や歯の構成をする作用があります。また、体の生理機能を調整し心を安定させる働きもあります。イライラを鎮める、大腸がんのリスクを下げるなどさまざまな生理作用があります。
不足すると、
- 骨や歯がもろくなる
- 骨粗しょう症になりやすくなる
- 神経過敏になる
と、不安になることばかりですね。
鉄分の作用は?不足すると…
鉄分には、貧血予防・疲労回復・骨・歯を丈夫にする作用があります。
貧血予防の食べ物として一般的なのはレバーですが、嫌いな人も多いのではないでしょうか?なので不足しやすい栄養素のひとつです。
不足すると、
- めまい
- 疲れやすい
- 肩こり
- 冷え
- 集中力の低下
- 憂うつな気分
- 神経過敏
- イライラする、キレやすい
- 食欲が低下する
- 脚がつりやすい etc…
という具合に、体へのダメージが非常に大きいです。
当然、「鉄分・カルシウムだけ取ればいい」というわけではありませんが、不足しがちな栄養素なので、意識して摂りたいですね。
そこでドライいちじくの登場なのですが、ドライいちじくを1日3つ食べることで、1日に必要なカルシウムと鉄を補える言われています。あくまでも「補える」であって、1日に必要な摂取量をクリアできるわけではありませんが、不足しがちなミネラルをたった3つで補えるんだったら凄いですよね!
その他のすごいところ
- 便秘解消効果
- ダイエット効果
- 肌荒れ、女性ホルモンを整える効果
などがあります。詳しくはこちらを参考にしてください。
1日にどのくらい食べるのがいいの?
1日の摂取量は2~3個にしておくのがいいようです。栄養素を補いたい思いからたくさん食べたくなる気持ちはわかりますが、なんでもバランスが大事です!
少ないように思えますが、いちじくの2~3個というのは結構な量です。
いちじくの食べ過ぎには注意!?
栄養素というものはなんとも難しいもので、不足するのもよくなければ摂りすぎもよくありません!
いちじくの場合、ペクチンやセルロースなど水溶性食物繊維・不溶性食物繊維がバランスよく含まれていることから便秘解消に効果がありますが、食べすぎるとこれらが悪さをして下痢気味になってしまいます。
あとはいちじくに限ったとこではありませんが、カロリーが高いので注意しましょう!
さいごに
いかがでしたか?
いちじくには不足しがちな栄養素「カルシウム」と「鉄」が多く含まれています。
摂りすぎもよくありませんが、不足しないように毎日少しずつ、おいしく食べてほしいと思います。
ドライいちじくをあずみフーズで購入するには…
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